大麻とは?

大麻(カンナビス)は精神や身体に作用し、薬効があることで最もよく知られている植物です。大麻の使用と栽培の歴史は数千年の歴史があり、その有用性は世界中の多くの文化に及んでいます。現在日本では大麻は『大麻取締法』により規制がされており違法薬物として扱われていますが、戦前までは合法日本国民にも馴染みの深い植物でした。

一方、現在北米(カナダ、アメリカ、メキシコ)では大麻の合法化が進んでおり、ヨーロッパやその他の国でも特に医療の分野で大きな注目を集めています。これを俗にグリーンラッシュと言います。日本でも近年、大麻の医療効果が見直され始めており、世界中で最も注目されている植物だと言っても過言ではないでしょう。

カンナビスは何に使われるのか?

今日、大麻の消費は一般的に以下の4つの用途に分けられます。

●嗜好用

●医療用

●産業用

●食用

以上の4つの用途について解説していきます。

嗜好用カンナビスとは

カンナビスには多くの効果があり、さまざまな目的で使用されます。

例えば、

●食事が普段よりも美味しく感じる。

●音楽が普段よりもダイナミックに聴こえる。

●SEXの感度が普段よりも上がる。

●仕事や生活においてのヒントやアイディアが浮かびやすくなる。

●幸福度が上がり、優しく平和な気持ちになる。

●映画などを見ると、その世界に入り込みやすくなる。

それ以外にも非常に多くの効果を得ることが可能であり、それは人それぞれ個人差があります。

因みに今回の記事では『嗜好用大麻』と『医療用大麻』に分類をしましたが、嗜好用大麻でもそれを医療大麻として使用している消費者は非常に多く存在します。(あくまでも法律上での分類です)

医療用カンナビスとは?

カンナビスには何百種類もの活性化合物(カンナビノイド、テルペン、フラボノイドなど)が含まれており、様々な医療効果をもたらします。THCとCBDは大麻の最も有名な化合物ですが、効果をもたらす成分は他にもたくさんあります。

https://www.leafly.com/news/cannabis-101/what-is-cannabis-what-are-strains より引用/翻訳

嗜好用大麻に対して、医療目的で使用される大麻を医療用大麻と言い、病院にて医師から処方してもらい入手する必要があります。

また、医療大麻にはCBDオイルや錠剤のSativex(サティベックス), Epidiolex(エピディオレックス)なども含まれます。

●カンナビスが利用される病や症状

アルツハイマー病、食欲不振、癌、クローン病、HIV/AIDSや多発性硬化症(MS)など、免疫系に影響を及ぼす疾患、拒食症などの摂食障害、てんかん、緑内障、統合失調症や心的外傷後ストレス障害(PTSD)などの精神疾患、多発性硬化症、筋肉のけいれん、吐き気、痛み、発作、消耗性症候群(カヘキシア)など。

https://www.webmd.com/a-to-z-guides/medical-marijuana-faq より引用/翻訳

このように大麻には非常に大きな可能性が認められているのが、現在大麻の合法化が認められ始めている理由の一つとなっています。

産業用カンナビスとは?

カンナビスは重要な農業資源でもあります。大麻の丈夫な繊維は、世界中でロープ、衣類、織物、建材などに使われてきました。日本も例外ではなく、アメリカとの戦前までは多くのカンナビスが生産されており、日本国民の生活を支える重要な植物でした。(漁網や釣り糸、自家用の衣類や縄、横綱の綱、神社の注連縄など)

現在ではカンナビスから自動車の部品、バイオ燃料、他にも様々な素材を製造することが可能であり、天然資源として非常に注目されています。

産業用として使用されるカンナビスは基本的に精神活性作用のあるTHCをほとんど含まない品種であり、そのようなカンナビスのことをHemp(ヘンプ)と呼びます。

THCの具体的な含有量としては、ヨーロッパではTHC0.2%以下、アメリカ/カナダではTHC0.3%以下、スイス・タイではTHC1%未満のカンナビスがヘンプとして定義されていますが、日本では、そういった定義は現時点では存在しません。

そのため、日本ではTHCを含まないヘンプであっても、自由に栽培することは許されていませんが、都道府県の知事の認可を得て栽培免許を取得すれば栽培が可能になります。しかし免許の取得条件は非常に困難であり、1年更新制度となっております。さらに、実質的には新規の栽培免許はほとんど降りないのが現状となっている様です。

食用カンナビスとは?

また、カンナビスの種子には必須アミノ酸やたんぱく質、ミネラルなどの豊富な栄養素が含まれていることから、食品としての利用もされています。カンナビスの種子や葉を使用した代表的な食品だと、ヘンプシードオイルやヘンププロテイン、ペットの餌や日本人にも馴染みの深い七味唐辛子があります。

◆カンナビスの種類

カンナビスは、マリファナとヘンプの二つに分類されます。アメリカやカナダの規定では、マリファナとは10%以上のCBDと20%以上のTHCを含むものを言います。またヘンプとは20%以上のCBDと0.3%未満のTHCを含むものを言います。そして、それらを総称してカンナビス=麻と言います。ちなみにその他にもガンジャやウィード、メアリージェーンなどと呼ぶこともありますが、これは基本的には大麻を英語やヒンディー語などの隠語/スラングで呼んだものになります。なぜ多くの隠語があるのかと言うと、大麻は世界的に違法なものであるのが理由です。

◆大麻は安全か?

大麻は安全か危険かというと、どちらか断言することは困難です。なぜなら、それは使い方によるからです。どんな物質や物でも使い方によっては危険なものになり得ます。例えば、コーラは世界中で子供から大人まで多くの人が好むドリンクですが、コーラにはカフェインや砂糖が大量に含まれています。コーラを一度に大量摂取すれば、それらの過剰摂取で人間は死亡します。また、一度ではなくとも毎日それを長期間のみ続ければ、病気になり死亡するでしょう。車や包丁は勿論のこと、水ですら使い方を誤れば危険なものとなります。

しかし、大麻の過剰摂取で死亡することは不可能に近いと言われています。なぜなら、それには現実的に不可能な量の大麻を摂取する必要があるからです。実際に、これまで大麻の過剰摂取で死亡したケースはほとんど報告されていない様です。

但し、大麻には強い陶酔作用がある事から、陶酔している状態で車の運転などをすれば事故を起こす可能性が高くなります。酒などと同じで、大麻を使用した際は車の運転などは控えましょう。

▲各ドラッグの有害性を表すグラフ

因みに、有害性で言えば大麻はアルコールやタバコと比べて非常に低くなっています。合法なアルコールやタバコが大麻よりも有害なんて信じられないという方は多いかと思いますが、この世界は権力者達にうまくコントロールされているので仕方がありません。

◆まとめ

大麻は元々は世界中で数千年も前から使用されてきた薬草、天然資源です。しかし、1900年以降、大麻は世界的に規制薬物に指定され始めました。しかし研究が進むにつれ、大麻の有用性が明らかになり始め、世界的に合法化が進んでいる流れとなっています。(ビジネスや政治的な理由もあり)

 

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