サティバ/インディカとは?

大麻愛好家の中にはインディカ、サティバ、若しくはハイブリッドなど、大麻の系統に拘る人は多いかと思います。

そしてインディカ種はボディハイの効果があり、サティバ種はヘッドハイの効果があると考えている方が多いでしょう。

しかしインディカ種は必ずしもボディハイの効果があるわけではなく、サティバ種は必ずしもヘッドハイの効果があるわけではありません。

分子レベルではインディカ種とサティバ種をを区別する事は出来ないためこの二分化を裏付ける科学的根拠はなく、今日市場に出回っている多くの系統を整理するために、サティバ/インディカ/ハイブリッドの用語が使われているだけなのです。

また、近年市場に出回っている大麻の品種のほとんどは、基本的に完全なサティバ/インディカというわけでもなく、それらはミックスとなっています。

消費者は、サティバ/インディカなどの系統に拘りすぎないように注意しましょう。

インディカ種とサティバ種の由来

インディカ種とサティバ種の起源を理解するためには、植物学的な歴史に触れる必要があります。

1753年、スウェーデンの植物学者カール・リンネが、著書『Species Plantarum』の中で、精神に作用する大麻をカンナビス・サティバと命名しました。その32年後、フランスの生物学者ジャン=バティスト・ラマルクが、インドの大麻草の物理的特徴を観察しながら、カンナビス・インディカと名付けました。カンナビス・インディカは背が低く、また葉は濃い緑色で幅が広い広葉系品種(BLD)に対し、カンナビス・サティバは背が高く、葉の色は薄くて幅が狭い狭葉系品種(NLD)だと主張しました。

また、1970年代半ばから後半にかけて、アメリカの生物学者であるローラン・アンダーソンとリチャード・E・シュルテスが、大麻には3つの種があると主張したことが、現在の分類学にとってもう一つの重要なポイントとなっています。彼らはリンネとラマルクとは違い、カンナビノイドのTHCとCBDの比率に基づいて、植物の区別を特徴付けました。彼らは、THCが高くCBDが低い品種をサティバ、THCとCBDが高い品種をインディカ、CBDとTHCの比率が高い品種をルデラリスに分類できると発表しました。

さらに1976年、シュルテスとアンダーソンが主張した頃、アーネスト・スモールとアーサー・クロンキストは、大麻の中心種はカンナビス・サティバの一つだけであり、人間の介入によってカンナビス・インディカが生まれたと主張しました。

現在も、大麻の発見は続いており、分類学の枠組みを塗り替えている。2000年代半ば以降、植物学者たちはスモールとクロンキストの分類法から離れ、サティバとインディカの亜種は人間の介入以前から存在していた可能性があると主張するようになりました。また、大麻の体験の形成にテルペン類が重要であることも認識され始めました。これは、以前の分類学者が考慮しなかったことです。

インディカ/サティバ/ルデラリスを分類するメリットは?

これらの分類が誰かのためにあるとすれば、それは大麻の消費者ではなく栽培者のためと言えます。

インディカとサティバの違いは、栽培サイクル中に観察される特徴にあります。インディカ種は背が低くて茎が太く、葉は幅広く緑色が濃いのが特徴です。また、開花のサイクルが短く、寒冷で季節の短い気候で十分に成長します。サティバ種は開花サイクルが長く季節の長い温暖な気候に適しており、通常、薄緑色の細い葉をつけ背が高くなります

1930年、ロシアの植物学者ドミトリー・ジャニシェフスキーが、カンナビス・ラデラリスを3番目の亜種として同定しました。このとき、亜種と認定されたのは、身体的な特徴ではなく、開花のサイクルに特徴があるのが理由でした。ジャニシェフスキーは、多くの大麻が日照時間の変化で開花するのに対し、ルデラリスは発芽から20〜40日後に自動的に開花することに気づいたのです。

何がヘッドハイやボディハイを決めるのか?

大麻の研究が進むにつれインディカ種かサティバ種かではなく、それぞれの品種に含まれるカンナビノイドとテルペンという化学物質が、その効果に影響を与える事が明らかになってきています。

カンナビスは数百もの化学化合物で構成されており、主に各カンナビノイドや各テルペンの効果により決定されます。

カンナビノイド

カンナビノイドとは、大麻草に含まれる天然成分の総称になります。THCとCBDは数あるカンナビノイドの中でも、最も知名度が高いと言っても過言ではありません。理由としてはカンナビス中における含有率が高いからでしょう。カンナビス中に含まれるTHCとCBDの量は、カンナビスの効果を大きく左右すると言えます。

●テルペン

アロマテラピー経験者であれば、テルペン類の基本情報はご存知でしょう。テルペンとは、植物や果物が作り出す芳香化合物のことです。テルペンはラベンダー、オレンジ、コショウ、もちろん大麻にも含まれています。THCやCBDをにじませるのと同じ腺から分泌されるテルペン類は、大麻にベリー、柑橘類、松、燃料などの香りを与えます。テルペンは香りのもとで有り、カンナビスの効果を左右する要因の一つでも有ります。

しかし、外的な影響に対する体の反応は人それぞれです。必要なのは経験と正しい情報で、何が自分に合っているかを知ることです。最終的に、どの大麻製品が自分の求める効果をもたらすかを判断するのは、自分自身です。

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